OSの日記

通信に関する研究をする学生A

最初のWebページとは... nslookupしてみた

今回の記事では、前回予告した最初のWebページについて書いていこうと思います。

前回の記事はこちら

 

osa.hatenablog.jp

 

 

まず、前回述べたとおり、WWWはスイスのCERNで主に開発されました。したがって、CERNに関係あるWebページが最初のWebページだと予想がつきます。

そこで調べてみると、実際のurlはhttp://info.cern.ch/だということなのでnslookupしてみました。 

 % nslookup http://info.cern.ch
Server:		192.168.3.1
Address:	192.168.3.1#53

** server can't find http://info.cern.ch: NXDOMAIN

 

はい、NXDOMAIN(リクエストされた名前が存在しない)となっていますね。繋がらないようです。

 

これは無理なのかと諦めかけていたのですが、あるWebページでCERNが世界最初のWebページを復刻公開したことを知りました。そのurlが以下

http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html

 

はい、ということで、確認できましたか?

実はgoogleで"first web site"と検索したら速攻で出てきました。やっぱり英語での情報収拾も大事。

 

url内のhypertxt/...以降を取り除くとhttp://info.cern.ch/となりますが、このページからline-mode browserを体験することができるようです。

実際に体験してみましたが、エンターキーを押すと音が「シュコッ!」と鳴ります。また、quitコマンドを実行してみると「I'm not a quitter」と表示されます。うん。ちょっと何言ってるのかわからない。あ、なんか文字列の中で[数字]とあるところをクリックしてリンク先のページに飛べるみたいです。

f:id:OSa:20200315183743p:plain

まあ、これが最初のWebページです。楽しめたでしょうか?

CUIでのアプリケーション?は初めてみるので著者は少し感動しました!

ここから現在のWebアプリケーションに繋がっていると妄想を膨らませると、なんだか人類の進歩の凄さ、速さに圧倒されますね。その進歩の様子をぜひとも自分の目で見たかった。この進歩に関する映画とかないですかね。。。

 

とりあえず、今回はここまでにしたいと思います。

 

2020/03/15 18:52